スーパーラグビーに日本のチームが参戦するなんて夢のようだ!と胸を躍らせたのも今となっては懐かしいですね。サンウルブズ3季目の開幕が間近となりました。
現在は九州地方で合宿中ですね。
サンウルブズ/SUNWOLVES@sunwolvesサンウルブズ2018年シーズン別府合宿スタート!
2018/01/28 16:12:11
初日はまずはチームミーティングから。
#sunwolves #5beyond2019 #Awoooo https://t.co/7iawLAbJpl
サンウルブズ/SUNWOLVES@sunwolvesサンウルブズ別府合宿3日目!
2018/01/30 10:46:08
ジムセッションからスタート
#sunwolves #5beyond2019 #Awoooo https://t.co/zoJN8IpxXn
ラグビーは秋〜冬がシーズンのスポーツですので、国内シーズンを終えた後の春の季節はラグビーロスに陥る方が多かったと思いますが(笑)サンウルブズがスーパーラグビーに参戦することで、通年ジャパンラグビーを楽しめていることはファンとしては幸せこの上ないですね!
その分トップ選手への負荷は大変大きく、その点は日本ラグビーの課題として議論される場面も多いわけですが、その件についてはまた今度触れましょう。
ジェイミージョセフHC就任のメリット
日本代表HCであるジェイミージョセフが今季からサンウルブズのHCを兼任することになりました。エディージョーンズが当初デザインした体制ですが、やはりジャパンにとってはメリットの大きい体制と言えます。
サンウルブズの多くの選手は日本代表候補選手でもありますが、同じ指揮官が選手の出場時間や練習内容を一貫してマネジメントできるのは大きなメリットです。
代表の試合数は非常に限られており、今シーズン予定されているテストマッチは現在5試合です。その点、スーパーラグビーの強豪チーム相手に多くの日本人選手を抱えるサンウルブズとして代表と同じ指揮官の下16試合も戦えるのは、W杯に出場する他国と比較しても強化体制としてはアドバンテージがあると言えます。
2月6日の記者の囲み取材においても、以下の通りの発言がジョセフHCからありました。楽しみですね。
「サンウルブズに見合った形でやるが、代表と一貫性は持たせる」
サンウルブズ注目の新加入選手
今季はスコッドの約半分が新メンバーということですが、既にトップリーグを中心に活躍している実力者揃いでかなりの戦力が加わった印象です。ワクワクしますね!以下ニューカマーの顔ぶれです。
凄さは知ってるよ!!っていう選手ばかりですが、ヘイデン・パーカー選手の加入はジョセフ色を感じる選考でした。ジョセフのハイランダーズのHC時代の教え子という関係性であり、当時は田中史朗選手とHB団を組むこともあった選手です。
また2015−2016シーズンはパナソニックワイルドナイツでプレーしており、正確無比のコンバージョンキックは日本のファンの記憶にも新しいですね。活躍が楽しみです!
RUGBYNET@net_rugbyヘイデンパーカーについて。15-16シーズンはパナソニックに所属しバーンズ不在の中、10番で出場。当時のLIXILCUP優勝に貢献したが、コンバージョンの成功率は驚異の100%。前傾姿勢の構えから振り抜く左足はよく記憶に残っている… https://t.co/PjsyC8fzkv
2018/02/05 20:45:59
3季目のサンウルブズ。存続のかかったシーズン?
1季目の成績は1勝1分13敗。2季目の成績は2勝13敗。少しづつステップアップしているサンウルブズですが、SANZAR(スーパーラグビー主催者)はどのようにサンウルブズのことを見ているのでしょうか?
サンウルブズのスーパーラグビー参戦が決まった要因には複数の要素があると思いますが、2019年日本開催のラグビーW杯に向け、開催国日本代表自体の強化に繋げる為に日本のスーパーラグビーチームを参入させるという意識はSANZAR含めて持ち合わせていたと思われます。
言い換えると2019年W杯以降はサンウルブズがスーパーラグビーに参入している当初の大義は失われ、新たなスーパーラグビー内での存在意義が必要ということになります。
RUGBYNET@net_rugbyサンウルブズ3シーズン目、スコッド合宿も始まり開幕まであと少しですが今季はスコッドの外国人選手の割合が高めですね。SANZARからの強いプレッシャーがあったものと推測します。もっと勝てるチームにしないと19年WCが終わったらスーパーラグビーから追放するよ?と。
2018/02/04 19:39:21
アジアのチームがリーグ内にいることに意義があるという意見もあるでしょうが、毎年全敗に近く自動的に勝星を献上してくれるようなチームは残念ながらリーグの発展に寄与するチームであるとは言えません。2017年10月2日の記者会見でジャパンエスアールの渡瀬CEOが以下の通りコメントしています。
「2017年をレビューし、スーパーラグビーを統括するSANZARから、さらに競争力を高めてほしいという要望もあり、どうすればもっとサンウルブズは強くなれるか・・・(以下省略)」
推測の域を出ることはありませんが、実際のSANZARとの将来に向けた協議においてはよりリアルな話が出ている可能性を感じたコメントでした。2018年のサンウルブズを渡瀬CEOは「勝負の年」と銘打ち「TOP5」を目指すと力強い宣言をしています。
新加入選手も顔ぶれを見ても間違いなくその目標に向けた第一歩を踏み出したことを感じてなりません。今年も日本のラグビーファミリーでサンウルブズを力強い応援で後押しをして、ともに勝利の雄叫びを挙げられたら最高ですね!(AWOO~~~~!!)